初恋
いやーふー!!
初恋の相手は黒髪爽やかさんでした。あぁ、だから今でも黒髪キャラに弱いのね……。
やりたい事が多すぎて自分で自分を〇しかねない!!
どうも大崎です。
先日までかなり追い詰められていて、睡眠時間をゴリゴリと削り、家事の時間も減らし好き勝手やってました。
……まぁ、勝手に自分で自分を追い詰めてただけなんですけどね💦
イラストを仕上げられた事で冷静になり、ようやく日付が変わる前に布団に入る事ができました。おかげで朝はスッキリ爽やかさんでした😄
イラスト描いている時は寝食忘れるのでいつまででも起きていられて、文字通りご飯食べるのも忘れるほどでした。うぅ、翌日の仕事が辛いからしっかり寝たいのにイラストを描くのはやめられなくって寝不足で辛いし、じゃあ止めたら止めたで欲求不満が溜まって辛いしの悪循環。
いやぁ……何故か過去に出来なかったグリザイユ画法のコツを掴めてしまったら止めるなんて選択肢はないじゃないですか。
結局、限界までイラストを描く方を選んでいたので最近の生活はかなり荒んでおりました。
あぁ……忘れてたわ、この感覚。若かった頃の私はこんなんだったので素敵に社会不適合者だったわ😈
そんなしょっぱい話はさておき。更にしょっぱい話でもしましょう。
そう!タイトルにある様に初恋の話!!
んっふっふっふ。甘酸っぱい話になると思うでしょ?
初恋は初恋でも二次元(そして男……)の初恋の話ですよ!!この時点でしょっぱい感すさまじいですねぇ~。
ちょっと前にトールさんと何かのはずみでそんな話題が出たので、ここで改めて書いてみる事にしました。
私の初恋(二次元)はどちゃくそどマイナーなんですが冴木忍先生の小説「天高く、雲は流れ」のフェイロンかなぁ……。こ、こら!わかんねーって顔するんじゃない!!こっちも言い出すの辛いレベルでマイナーだと自覚してるんだから!!😒
まぁ、ファンタジー小説の老舗、富士見ファンタジア文庫というレーベルがあったのですよ。私が学生だった頃、ちょうどライトノベルが流行り出した頃でして、私もそれに乗っかってたんです。今はKADOKAWAが殆ど牛耳って無差別に作品が出ていますが、その頃は角川スニーカー文庫か電撃文庫、そして富士見ファンタジア文庫の3つが主だったレーベルで私は富士見ファンタジア文庫を好んでよく読んでいました。
で、今もやるんですけど表紙買いで出会ったのがこの「天高く、雲は流れ」でしてイラスト担当は森山大輔先生。森山先生のイラストで買ったようなもんでしたが、このフェイロンってキャラが私的にドストライクでした。
フェイロンというキャラを簡単に説明すると
・超偉い家柄の次男坊(出奔しているが)
・拳法の達人
・黒髪短髪のイケメン……ではないが笑顔の絶えない陽キャ
・出自の割にかなり下町気質で子供っぽいが誰にでも隔たりがなく平等
・肝心な所で説明が足りず周囲を困惑させつつ事件に巻き込むトラブルメーカー
・楽天的でいつもへらへらしているが意外と冷静で時に耳が痛い正論を突き付ける
・目的と信念がはっきりしているので芯がブレる事がない
・妻子持ち(若パパ)
……こんな所です。ブラックな言い方をすると筋肉爽やか陽キャ若パパ!!!!!
これで釣れないゲイはいないってもんでしょ(言い方が相変わらずひどい)
ゲフンゲフン。そんな事はさておき。
主人公の成長劇を描く作品が多い中、割と当時としても珍しく主人公なのに人間として完成されているんですね。そもそも妻子持ちの若パパが主人公ってのはやっぱり珍しい。
そもそも拳法の達人でかつ気の使い手でフィジカルモンスターでもあるんですが、精神的にも成熟していてブレがない。むしろ迷いがあるのは周囲のキャラクターなので、彼らがクローズアップされることが多く、主人公なのに出番が少なくなっていたりすることもありました。
だからと言って芯がしっかり通ってる彼にも迷いがあったり、実は暗い影を抱えてたりしていてそれがまた魅力を引き立てていました。
当時としては主人公が導き手と言うのも珍しかったし、普段へらへらしているけどここぞって時はちゃんと決めてくれるし、叱る時はちゃんと叱る事の出来るスーパーヒーローみたいなキャラだったので憧れに近い気持ちを抱いていました。
陰キャの私にも手を差し伸べてくれるヒーロー……うぉぉぉん!!私の乙女回路がバースト寸前ってもんよぉぉっ!!
あとビジュアルがとてもストライクだったんだよね(結局顔やんけ……)
ただ、彼自身がとても強い人間である故に弱い人間の心に疎い部分がありまして、しょっちゅう正論の鉄拳(物理も含む)を食らわせる所が長所でもあり短所ですね。
根が善良でリアリストなので間違った事は言っていないのですが、逆にそれが人を追い込んでしまう要因になったりもするのは何ともリアルな話です💦
語るとキリがないのでここらで止めときますが、そんな彼を描いた。多分、初めて描いた。
ちょっと気恥ずかしいのですが、当時の憧れや想いが蘇って胸が弾みました。
イメージと塗り方もとてもはっきりと決まっていたので、びっくりするくらいゴリゴリと描けました。
あぁ、忘れていた感覚が呼び起こされてしまい、気持ちを抑えるのに苦労しました。
上手い、下手は置いといて出来上がったイラストを見て満足したし(気になる所はあるけれど)自分で自分の絵が好きだと言えたのは驚きました。多分、こんな風に穏やかに自分の絵が好きだと言えたのも初めてかもしれません。
それ位ここ最近の創作活動は実りあるものでした。
ふふ、片手デバイスも買っちゃったし、今度は何を描こうかな😊
ではではそろそろこの辺で。
グリザイユ画法と言うデジタル着色法。ようやくまともにできました!これで色々と捗るわ……。
そして窓辺+水彩風はすぐにイメージ出来たので自分としてはスルスル行けた方。
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