映画「きのう何食べた?」
うだー!!またランク落ちたがやー!!
はっ!!失礼。冒頭から取り乱しました。大崎です。
うー。あつ森も相変わらず忙しいのですが並行してメルブラも忙しいです。
ランキングマッチでA+まで何とか行けたのですが、あっさりBまで落ちました( ;∀;)
頑張ってAまで戻したけど、ランクシステムが結構な残念仕様(同ランク相手に10勝したら1ランクあがる仕組み)でして、格上の相手を倒してもランクには何にも影響しないんですよね。
ランクを気にするなら同ランク帯で自分より弱いヤツと集中して闘えばいいんですけども、そうなると何目的でプレイしてるか分からなくなるので嫌なんですよね。勝つのはもちろん好きですが、お互いに死力を尽くした末の勝利の方がキモチイイですからね( ̄ム ̄)+
だからランク構わずプレイしたりしていますが、実際の価値の低いランクとは言え落ちたら落ちたでやっぱりしょんぼりします。というかそもそも維持できないって事はそこまで自分は強くないと言う事になるのでそれはそれでやっぱりショック。おっさん、いい加減に諦めろって話なのか……(;´Д`)
どうにも立ち回りなどの理屈を理解していないので、強いプレイヤーに教えてもらうべきではないかと本気で思う今日この頃でした。
さて。話を本筋に戻しますが、先日トールさんと一緒に「きのう何食べた?」の劇場版を見に行ってきました(ちなみに新刊の19巻がamazonのベストセラー1位になってました。ヤッタネ!)
原作はもちろんドラマも好評なこの作品ですが、映画もとても良かったです。
いや、もう、内田聖陽さんの演技力に私はとても感動しました。本当にすごいんですよ。台詞回しはもちろん所作の至る所までケンジだったんですよ。
ドラマの頃からすごいとは思っていましたが劇場版ではその完成系が見られたと言っても過言じゃないでしょう!!アドリブシーンとかは結構遊びを入れててそれが逆に箸休めになってたし、西島さんとのやり取りもとても良かった……。(厚揚げを切るシーンは本当に素っぽくて面白かった)
西島秀俊さんももちろん良かったです。ゲイなのにゲイらしくないキャラクターなのですが、本当にゲイらしくないのがすこーし気になるものの、原作のイメージにぴったりだし、時々漏れる笑顔が素敵でかつケンジへの愛が随所で感じられるのがとてもいい。ていうか西島さん、マジイケオジ……(n*´ω`*n)
役者がとても素晴らしいのはもちろんですし、脚本も原作愛がにじみ出てるし映し出される料理から何から何まで丁寧に作り込まれているので、原作ファンもニッコリで本当に良い作品です。
原作同様に重たいテーマが結構そこかしこにあるんですが、それを過剰に演出せず笑いやほっこりを織り交ぜつつ時折涙を誘う、この作品作りはドラマ版の頃からすごいと思ってましたが改めて流石ですね。というか劇場版なんだけどあまり肩肘張らずリラックスした空気感があったのもいいですね。
個人的にシロさんがお正月は家に帰らない事を話すシーンがお気に入りです。何だかシロさんがケンジと添い遂げる覚悟の様な気持ちが感じられて、仮に本当に二人だけでも乗り越えていく気概と周囲から理解を得られない寂しさが入り混じった感じが胸に来ました。
ただね、シロさんの両親の気持ちも分からないでもないんですよね。同性愛者であろうと自分の息子は息子……理屈はそうだけどやっぱり同性愛は異常な事であると言う社会的な常識の中で生きてきた人間がすんなりと受け入れるというのは難しい話だと思う。
幸いなのはきちんとお母さんなりに息子の事をちゃんと慮っているんですよね。多分お父さんが言い出さなければ黙っていたんだと思う。けれど、やっぱり現実を突きつけられるのは辛い。
これでケンジが悪い人で更に親子間の関係が悪ければさっさと縁を切るなりできたんだろうけど、お母さんもお父さんもケンジもシロさんも善良であるが故にちょっと話が拗れてしまったんだろうと思います。
ちなみに私は両親に拒絶されてもそれはそれでいいと思ってます。まぁ、話すつもりも理解されたいという気持ちはありませんが、クローゼットを貫くことには愛があるのだと思いたいです。
映画館で見るのももちろんいいんだけれど、お家でゆったりと見るのにぴったりだとも思うので早い所サブスクやDVDになってほしいと思いました。
それではそろそろ今回はこの辺で。
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